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吸気管圧力センサの異常

「エンジン警告灯が点灯した」という自動車が入庫したので外部診断器を用いて診断したところ、下記の情報を得た。当該自動車の不具合状況に対する判断及び処置に関する記述として、適切なものは次のうちどれか。

故障コード 吸気管圧力センサの異常を示すコードを表示
フリーズ・フレーム・データ 吸気管圧力0kPa(約0V)を表示
現在のコントロール・ユニットのデータ IG ON時に吸気管圧力100kPa(大気圧:約4V)、アイドリング時に吸気管圧力37kPa(約3V)を表示
吸気管圧力センサの電源線の不具合はなし

信号線系統の断線改障が発生したが、一過性の異常(過去故障)と判断し、問診情報,フリーズ・フレーム・データから故障状況を再現し,故障探求を行う。

信号線系統の断線故障と判断し、切り分け法によりセンサ系統の断線点検を実施し、故障部位の特定を図る。

信号線系統の短絡故障と判断し、切り分け法によりセンサ系統の短絡点検を実施し、故障部位の特定を図る。

信号線系統の短絡故障が発生したが、一過性の異常(過去故障)と判断し、問診情報、フリーズ・フレーム・データから故障状況を再現し、故障探求を行う。




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解説

難問な故障診断です。

まずは、前提条件をよく把握することです。

故障コード 吸気管圧力センサの異常を示すコードを表示
フリーズ・フレーム・データ 吸気管圧力0kPa(約0V)を表示
現在のコントロール・ユニットのデータ IG ON時に吸気管圧力100kPa(大気圧:約4V)、アイドリング時に吸気管圧力37kPa(約3V)を表示
吸気管圧力センサの電源線の不具合はなし

故障コードは履歴に残っているが、現在のコントロール・ユニットのデータとしては正常値だという前提を見抜きます。

ということは、一過性故障を問題にしたい問題作成者の意図が見えてきます。

フリーズ・フレーム・データは0Vの場合は、信号線等がアース短絡したものと考え、逆に断線した場合は、信号電圧5Vがそのままでてきます。

フリーズ・フレーム・データが吸気管圧力0kPa(約0V:短絡)を表示、現在のコントロール・ユニットのデータIG ON時に吸気管圧力100kPa(大気圧:約4V)、アイドリング時に吸気管圧力37kPa(約3V)を表示、吸気管圧力センサの電源線の不具合はなし、この条件を満たす選択肢は、『信号線系統の短絡故障が発生したが,一過性の異常(過去故障)と判断し,問診情報,フリーズ・フレーム・データから故障状況を再現し,故障探求を行う。』になります。

一時的に回路が短絡し、吸気管圧力0kPa(約0V)を表示しその後、回復したような症状のようですから、再現し故障探求することになります。

一級自動車整備士2006年03月【No.32】

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