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断続駆動アクチュエータの異常検知
図に示すABS等のスイッチングに用いる断続駆動アクチュエータの異常検知に関する記述として,適切なものは次のうちどれか。
解説
当Webサイトのこの期の最も正解率が低い問題です。
しっかり理解してないと間違ってしまう問題です。
(1)リレー・コイル系の異常検知は,駆動回路ON時に,リレー・コイルと駆動回路間に発生していた電圧が立ち下がる変化を検知して,駆動情報と比較して論理が一致した場合に検出する。
正解文は以下の通りです。
リレー・コイル系の異常検知は,駆動回路ON(Low)時に,リレー・コイルと駆動回路間に発生していた電圧が立ち下がる変化を検知して,駆動情報と比較して論理が一致しなかった場合に検出する。
(2)リレー・コイル系の異常検知は,駆動回路OFF時に,リレー・コイルと駆動回路間に電圧が立ち上がる変化を検知して,駆動情報と比較して論理が一致しなかった場合に検出する。
正解です。
駆動回路OFFはHiですから、電圧が立ち上がります。
この情報と駆動情報が一致しなければ異常です。
(3)ソレノイド・コイル系の異常検知は,抵抗Rとソレノイド・コイル間に発生する電圧を検知して,駆動情報と比較して論理が一致した場合に検出する。
正解は
『ソレノイド・コイル系の異常検知は,抵抗Rとソレノイド・コイル間に発生する電圧を検知して,駆動情報と比較して論理が一致しなかった場合に検出する。』
(4)リレー接点がOFFした後のソレノイド・コイル系の異常検知は,ソレノイド・コイルにインパルス電圧を出力し,インパルス電圧の立ち上がりを検知して,立ち上がりが発生しなくなった場合に行う。
正解は
『リレー接点がONした後のソレノイド・コイル系の異常検知は,ソレノイド・コイルにインパルス電圧を出力し,インパルス電圧の立ち上がりを検知して,立ち上がりが発生しなくなった場合に行う。』
一級自動車整備士2007年03月【No.22】
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