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クレスト・ファクタ
測定技術に関する文章の正誤の組み合わせとして、適切なものは次の(1)~(4)のうち どれか。
(イ)クレスト・ファクタはデジタル・テスタがもっている測定能力を示すもので、性能表に「クレスト・ファクタ:<3」(3未満)とある場合には、正弦波は測定精度許容範囲に入っている。
(口)回路に使用される負荷抵抗値が電圧計の内部抵抗値に近付くに従い,計算値(理論値)と測定値との差が広がり、電圧計の内部抵抗が回路抵抗より小さくなると,合成抵抗値も著しく低くなり、分圧比が大きく変わるため、測定値は計算値(理論値)より高い方向に傾くことになる。
(ハ)半導体の抵抗測定については,使用するテスタの機種や半導体の特性、測定時の半導体がもっている温度によって測定値が異なるため,抵抗計による断線及び短絡の判定はできない。
解説
正弦波の波高率は√2=1.414です。
デジタル・テスタの許容範囲に十分入ります。
(イ)は正しいです。
(ロ)回路に使用される負荷抵抗値が電圧計の内部抵抗値に近付くに従い,計算値(理論値)と測定値との差が広がり、電圧計の内部抵抗が回路抵抗より小さくなると,合成抵抗値も著しく低くなり、分圧比が大きく変わるため、測定値は計算値(理論値)より高い方向に傾くことになる。
は、間違い。
測定値は低く・小さくなります。
(ハ)半導体の抵抗測定については,使用するテスタの機種や半導体の特性、測定時の半導体がもっている温度によって測定値が異なるため,抵抗計による断線及び短絡の判定はできない。
は間違い。
断線・短絡の検査はできます。
一級自動車整備士2008年11月【No.05】
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