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フューエル・ポンプ(故障診断)2

「エンジン警告灯は点灯していないが、エンジンが始動しない。」という自動車について、図をもとに、外部診断器を使用してフューエル・ポンプを強制駆動し、アクティブ・テストを行った。このときの表の診断結果のイとロにあてはまる語句として、下の組み合わせのうち適切なものはどれか。なお、図に示すV5からV10は、それぞれの端子とボデー間の電圧である。

(イ)

(ロ)

エンジンECUの不良

端子②と端子⑤間の配線の不良

フューエル・ポンプ・リレーの不良

端子⑧と端子⑩間の配線の不良

端子⑧と端子⑩間の配線の不良

フューエル・ポンプ・リレーの不良

フューエル・ポンプ・リレーの不良

エンジンECUの不良




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解説

フューエル・ポンプ(故障診断)と異なり測定値データがある程度与えられていますので判断しやすいです。

測定データが2回分あるので、問題が二つあると思ってください。

[測定結果(イ)]

V5 V6 V7 V8 V9 V10
12V 0V 12V 0V 0V 0V

ヒューエル・ポンプ・リレーの両端電圧⑤⑥は、両方12Vでなければなりませんが、⑥が0Vになっています。

何らかの原因で電圧が端子⑥に掛かっていません。

ということは選択肢フューエル・ポンプ・リレーの不良が適切ということになります。

エンジンECUのマイコンはトランジスタをONにしていますので、⑦は12V、⑧は0V、⑩の端子は0Vということで矛盾はありませんので、フューエル・ポンプ・リレーの不良と断定できます。

次に下記データをみるとヒューエル・ポンプ・リレーの両端電圧⑤⑥は、両方12Vでなければなりませんが、⑥が0Vになっています。

フューエル・ポンプ・リレーの接点が閉じていません。

ここでフューエル・ポンプ・リレーとは断定できません。

フューエル・ポンプ・リレーのコイルが電流駆動されていないから電磁力が働かず接点が閉じていないのかもしれません。

さらに⑦の電圧12V、⑧の電圧が0Vさらに⑩の電圧が0Vでなければなりません。

しかしながら、V8が12Vになっています。

V10が0Vになっていますから、⑧と⑩の間に異常が生じていると推測されます。

[測定結果(ロ)]

V5 V6 V7 V8 V9 V10
12V 0V 12V 12V 0V 0V

端子⑧と端子⑩間の配線の不良が適切ということになります。

⑧と⑩の間の配線が断線していると思われます。

エンジンECU内の回路が断線の場合は、⑩端子電圧は12Vになるはずです。

この二つの故障原因を満たすのは選択肢(2)ということになります。

用語と問題解説へもどる

一級自動車整備士2003年11月【No.33】





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