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例 2G 2019

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シンクロメッシュ式トランスミッション

図に示すシンクロメッシュ式トランスミッションを備えた自動車で、第4速から第3速に変速する場合についての記述として、適切なものは次のうちどれか。

シフト・フォークによってスリーブを図の右側に移動させると、スリーブと一体に(イ)が移動し、その端面がシンクロナイザ・リングをサード・ギヤの(ロ)に押し付け、この摩擦力でサード・ギヤの回転がスリーブの回転速度に近づく。さらにスリーブを移動させると、スリーブとシンクロナイザ・キーの(ハ)のかみ合いが外れ、スリーブのスプラインがシンクロナイザ・リングのスプライン部を通過して(ニ)のスプラインとかみ合う。

シンクロメッシュ式トランスミッション

(イ) (ロ) (ハ) (ニ)
シンクロナイザ・ハブ スプライン部 端面 クラッチ・シャフト
シンクロナイザ・ハブ コーン部 突起部 サード・ギヤ
シンクロナイザ・キー スプライン部 端面 クラッチ・シャフト
シンクロナイザ・キー コーン部 突起部 サード・ギヤ







解説

選択肢(4)が適切です。

シフト・フォークによってスリーブを図の右側に移動させると、スリーブと一体に(イ:シンクロナイザ・キー)が移動し、その端面がシンクロナイザ・リングをサード・ギヤの(ロ:コーン部)に押し付け、この摩擦力でサード・ギヤの回転がスリーブの回転速度に近づく。

さらにスリーブを移動させると、スリーブとシンクロナイザ・キーの(ハ:突起部)のかみ合いが外れ、スリーブのスプラインがシンクロナイザ・リングのスプライン部を通過して(ニ:サード・ギヤ)のスプラインとかみ合う。

シンクロメッシュ機構は、変速時に回転数の異なる二つのギヤを摩擦力で同期させた後、円滑にかみ合わせる機構です。

問題は第4速から第3速に変速する場合についての記述ですが、ここでは同期作用(synchronized action)のプロセスの理解が重要です。

ここでの同期作用とは、サード・ギヤの回転がスリーブとシンクロナイザ・リングの回転と同じになることです。

スリーブが第3速ギヤのスプライン部とかみ合って、変速が完了します。

シフト操作の初期と中期について表にまとめてみました。

シフト操作

初期

中期

スリーブとシンクロナイザ・キーの突起部の状態

かみ合っている

かみ合いが外れる

スリーブとシンクロナイザ・リングのスプラインの状態

食い違った状態

先端部同士が当った状態

摩擦の発生

シンクロナイザ・キーの端面でシンクロナイザ・リングをサード・ギヤのコーン(円錐)部に押し付ける

スリーブに押されて、シンクロナイザ・リングは、強くサード・ギヤのコーン部を圧着

同期作用

始まる

強まる



【シンクロメッシュ・ギヤボックスの作動】

シンクロメッシュ 応用問題

ホイール・アライメント

トーイン


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