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2級ガソリン自動車整備士・試験問題

2G 登録試験 2023年10月 問題26

フレーム及びボデーに関する記述として、適切なものは次のうちどれか。

ボデーの安全構造は、衝突時のエネルギを効率よく吸収し、このエネルギで客室を最大限に変形させることにより、衝突エネルギを軽減している。

フレームの修正の過程において、電気溶接を行う場合、フレームの板厚、溶接電流の大小に関係なく、溶接棒はできるだけ太いものを選ぶ。

モノコック・ボデーは、サスペンションなどからの振動や騒音が伝わりにくいので、防音や防振に優れている。

トラックのフレームは、トラックの全長にわたって貫通した左右2本のサイド・メンバが配列されている。


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解説

(1)ボデーの安全構造は、衝突時のエネルギを効率よく吸収し、このエネルギで客室を最大限に変形させることにより、衝突エネルギを軽減している。

選択肢(1)は、不適切です。

正しくは、以下の通りです。

ボデーの安全構造は、衝突時のエネルギを効率よく吸収し、このエネルギをボデー骨格全体に効果的に分散させることで客室の変形を最小限に抑えるようにしている。

(2)フレームの修正の過程において、電気溶接を行う場合、フレームの板厚、溶接電流の大小に関係なく、溶接棒はできるだけ太いものを選ぶ。

選択肢(2)も不適切です。

正しくは、以下の通りです。

フレームの亀裂部分に電気溶接をする場合は、フレームの板厚、溶接電流の大きさなどを十分に考慮して、溶接棒は適切なものを選ばなければならない。

(3)モノコック・ボデーは、サスペンションなどからの振動や騒音が伝わりにくいので、防音や防振に優れている。

選択肢(3)も不適切です。

正しくは、以下の通りです。

モノコック・ボデーは、サスペンションなどからの振動や騒音が伝わりやすく、防音や防振のための工夫が必要となる。

(4)トラックのフレームは、トラックの全長にわたって貫通した左右2本のサイド・メンバが配列されている。

選択肢(4)が適切です。

ラダー・フレームとは、左右2本のサイド・メンバ(サイド・レール、縦通材)を車両前端から後端まで貫通し、その左右間を複数のクロス・メンバ(横材)で結合して、はしごの足掛けのかたちにしたフレームのことをいいます。

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