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2級ガソリン自動車整備士・試験問題

2G 登録試験 2023年10月 問題14

吸排気装置における過給機に関する記述として、適切なものは次のうちどれか。

2葉ルーツ式のスーパ・チャージャでは、ロータ1 回転につき2回の吸入・吐出が行われる。

一般に、ターボ・チャージャに用いられているフル・フローティング・ベアリングの周速は、シャフトの周速と同じである。

ターボ・チャージャは、小型軽量で取り付け位置の自由度は高いが、排気エネルギの小さい低速回転域からの立ち上がりに遅れが生じ易い。

2葉ルーツ式のスーパ・チャージャには、過給圧が高くなって規定値以上になると、過給圧の一部を排気側へ逃がし、過給圧を規定値に制御するエア・バイパス・バルブが設けられている。


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解説

(1)2葉ルーツ式のスーパ・チャージャでは、ロータ1 回転につき2回の吸入・吐出が行われる。

選択肢(1)は、不適切です。

正しくは、以下の通りです。

2葉ルーツ式のスーパ・チャージャでは、ロータ1回転につき4回の吸入・吐出が行われる。

(2)一般に、ターボ・チャージャに用いられているフル・フローティング・ベアリングの周速は、シャフトの周速と同じである。

選択肢(2)も不適切です。

正しくは、以下の通りです。

一般に、ターボ・チャージャに用いられているフル・フローティング・ベアリングの周速は、シャフトの周速の約半分である。

(3)ターボ・チャージャは、小型軽量で取り付け位置の自由度は高いが、排気エネルギの小さい低速回転域からの立ち上がりに遅れが生じ易い。

選択肢(3)が適切です。

ターボ・チャージャは車の排気ガスを利用してパワーを生み出すため、排気量の少ない走り始めはどうしても出力が低くなるのです。

結果的に”ターボラグ”という、アクセルを踏み込んでからパワーが出始めるまでのタイムラグを有することが、ターボ・チャージャのデメリットの一つです。

(4)2葉ルーツ式のスーパ・チャージャには、過給圧が高くなって規定値以上になると、過給圧の一部を排気側へ逃がし、過給圧を規定値に制御するエア・バイパス・バルブが設けられている。

選択肢(4)は、不適切です。

正しくは、以下の通りです。

2葉ルーツ式のスーパ・チャージャでは、過給圧が規定値になると、過給圧の一部を吸入側へ逃がし、過給圧を規定値に制御するエア・バイパス・バルブが設けられている。

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