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2級ガソリン自動車整備士・試験問題
2G 登録試験 2020年10月 問題28
ボデー及びフレームに関する記述として、適切なものは次のうちどれか。
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解説
選択肢(2)が適切です。
(2)モノコック・ボデーは、1箇所に力が集中すると比較的簡単にひびが入ったり、割れてしまう弱点がある。
(1)トラックに用いられるフレームは、トラックの全長にわたって貫通した左右2本のクロス・メンバが平行に配列されている。
この選択肢は不適切です。
正しくは、以下の通りです。
トラックに用いられるフレームは、トラックの全長にわてって貫通した左右2本のサイド・メンバが平行に配列されている。
(3)モノコック・ボデーが衝撃により破損した場合、構造が簡単なため修理が容易である。
この選択肢も不適切です。
正しくは、以下の通りです。
モノコック・ボデーが衝撃により破損した場合、構造が複雑なため修理が難しい。
(4)モノコック・ボデーは、 ボデー自体がフレームの役目を担うため、質量を小さくすることができない。
この選択肢も不適切です。
正しくは、以下の通りです。
モノコック・ボデーは、ボデー自体がフレームの役目を担っているため、質量を小さくすることができる。
モノコック・ボデーは車から生まれたものではなく、航空機の製造技術から車へ利用されたものです。
モノコック・ボデーは、トヨタのヤリスやホンダのフィットのようなコンパクトカーから、トヨタ 86や日産 GT-Rといったスポーツカーに至るまで多種多様に採用されており、ラダー・フレームの車と比較しても普及率は高いといえます。