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2級ガソリン自動車整備士・試験問題

2G 登録試験 2023年10月 問題18

サスペンションのスプリング(ばね)に関する記述として、不適切なものは次のうちどれか。

金属ばねを用いたボデーの上下方向の固有振動数は、荷重が変わっても大きく変化しない。

エア・スプリングは、非常に軟らかいばね特性が、比較的容易に得られる。

金属ばねは、最大積載荷重に耐えるように設計されているため、車両が軽荷重のときはばねが硬すぎるので乗り心地が悪い。

エア・スプリングは、荷重の増減に応じてばね定数が自動的に変化するため、固有振動数をほぼ一定に保つことができる。


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解説

(1)金属ばねを用いたボデーの上下方向の固有振動数は、荷重が変わっても大きく変化しない。

選択肢(1)が不適切です。

正しくは、以下の通りです。

金属スプリングを用いた自動車のボデーの上下固有振動数は、荷重が増えると低下する。

(2)エア・スプリングは、非常に軟らかいばね特性が、比較的容易に得られる。

選択肢(2)は、適切です。

エア・スプリング(空気ばね)は、主にトラック・バスのサスペンションに用いられる部品で、空気圧を変えることによって抵抗力を調整することができます。

さらに、サスペンションとしての柔らかさと硬さを両立させる機能があり、安定した乗り心地を実現します。

(3)金属ばねは、最大積載荷重に耐えるように設計されているため、車両が軽荷重のときはばねが硬すぎるので乗り心地が悪い。

選択肢(3)も適切です。

(4)エア・スプリングは、荷重の増減に応じてばね定数が自動的に変化するため、固有振動数をほぼ一定に保つことができる。

選択肢(4)も適切です。

他のスプリングと比較して、エア・スプリングの一番の特徴は、ばね定数や荷重のいかんにかかわらず、支持高さを一定に保てること、ばね系として固有振動数を低くおさえられること、適当な減衰力も得られること等です。

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