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2G 登録試験 2015年03月 問題22

サスペンションのスプリングに関する記述として、不適切なものは次のうちどれか。

エア・スプリングは、金属スプリングに比較して、荷重の変化に対してばね定数が自動的に変化するので、固有振動数の変化が少ない。

エア・スプリングのばね定数は、荷重が大きくなるとレベリング・バルブの作用により小さくなる。

金属スプリングは、最大積載荷重に耐えるように設計されているため、軽荷重のときはばねが硬過ぎるので乗り心地が悪い。

軽荷重のときの金属スプリングは、最大積載荷重のときに比べて固有振動数が高くなる。







解説

選択肢(2)が不適切です。

アクスル及びサスペンションシャシからの出題です。

(1) エア・スプリングは、金属スプリングに比較して、荷重の変化に対してばね定数が自動的に変化するので、固有振動数の変化が少ない。

この選択肢は適切です。

エア・サスペンションは、荷重の増減に応じて、ばね定数が自動的に変化し、荷重の増減に関係なく固有振動数をほぼ一定に保つことができます。

(2) エア・スプリングのばね定数は、荷重が大きくなるとレベリング・バルブの作用により小さくなる。

この選択肢が不適切です。

正しくは以下の通りです。

エア・スプリングは、荷重の増減に応じてレベリング・バルブやレベライザの働きでボデーの高さを一定に保つ。

(3) 金属スプリングは、最大積載荷重に耐えるように設計されているため、軽荷重のときはばねが硬過ぎるので乗り心地が悪い。

この選択肢も適切です。エア・スプリングでは、軽荷重のときはばねが柔らかくなるので、乗り心地がよい。

(4)軽荷重のときの金属スプリングは、最大積載荷重のときに比べて固有振動数が高くなる。

この選択肢も適切です。

2G 登録試験 2011年03月 問題17

2G 登録試験 2012年03月 問題19

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