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2G 登録試験 2013年03月 問題22
サスペンションのスプリングに関する記述として、不適切なものは次のうちどれか。
解説
選択肢(2)が不適切です。
シャシ編・アクスル及びサスペンションからの出題です。
(1)軽荷重のときの金属スプリングは、固有振動数が多くなる。
この選択肢は適切です。
固有振動数 f [Hz] を表す式ですが、荷重Mが軽くなると、分母の値が減少しますので固有周波数は高く・多くなるのが分かります。
k はばね定数です。
(2) エア・スプリングのばね定数は、荷重が大きくなるとレベリング・バルブの作用により小さくなる。
この選択肢は、不適切です。
エア・スプリングのばね定数は、荷重が大きくなるとレベリング・バルブの作用により大きくなる。
(3)エア・スプリングは、金属スプリングと比較して、荷重の変化に対する固有振動数の変化が少ない。
この選択肢は、適切です。
テキストの、図 エア・スプリングと金属ばねの比較を参照してください。
(4) 金属スプリングは、最大積載荷重に耐えるように設計されているため、軽荷重のときはばねが硬過ぎるので乗り心地が悪い。
この選択肢は、適切です。
【バスのエア・サスペンションのイメージ画像】
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