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2級ガソリン自動車整備士・試験問題
2G 登録試験 2019年10月 問題22
サスペンションのスプリング(ばね)に関する記述として、不適切なものは次のうちどれか。
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解説
選択肢(3)が不適切です。
(3)エア・スプリングのばね定数は、荷重が大きくなるとレベリング・バルブの作用により小さくなる。
正しくは以下の通りです。
エア・スプリングのばね定数は、荷重の増減に応じて自動的に変化する。
その結果、荷重の増減に関係なく、固有振動数をほぼ一定に保つことができる。
【エア・スプリングの一例】
(1)軽荷重のときの金属ばねは、最大積載荷重のときに比べて固有振動数が高くなる。
適切です。
金属ばねは、ばね定数が一定であり、最大積載荷重に耐えられるように設計されており、軽荷重の場合、ばねが硬過ぎて固有振動数が高くなります。
(2)金属ばねは、最大積載荷重に耐えるように設計されているため、車両が軽荷重のときはばねが硬過ぎるので乗り心地が悪い。
適切です。
(4)エア・スプリングは、金属ばねと比較して、荷重の増減に応じてばね定数が自動的に変化するため、固有振動数をほぼ一定に保つことができる。
適切です。