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2級ガソリン自動車整備士・試験問題

2G 登録試験 2018年03月 問題22

サスペンションのスプリングに関する記述として、適切なものは次のうちどれか。

金属スプリングは、最大積載荷重に耐えるように設計されているため、軽荷重のときはばねが硬すぎるので乗り心地が悪い。

エア・スプリングは、金属スプリングと比較して、荷重の変化に対してばね定数が自動的に変化するので、固有振動数は比例して大きくなる。

エア・スプリングのばね定数は、荷重が大きくなるとレベリング・バルブなどの作用により小さくなる。

軽荷重のときの金属スプリングは、最大積載荷重のときに比べて固有振動数が低くなる。


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解説

選択肢(1)が適切です。

(1)金属スプリングは、最大積載荷重に耐えるように設計されているため、軽荷重のときはばねが硬すぎるので乗り心地が悪い。

乗り心地の一つの要因には、サスペンションストロークに比例することです。

荷重が軽いとストロークが短い(速い周期で振動)ため乗り心地が悪くなります。

(2)エア・スプリングは、金属スプリングと比較して、荷重の変化に対してばね定数が自動的に変化するので、固有振動数は比例して大きくなる。

この選択肢は不適切です。

正しくは以下の通りです。

エア・スプリングは、金属スプリングと比較して、荷重の変化に対してばね定数が自動的に変化するので、固有振動数はほぼ一定に保つことができる。

air spring vs steel spring

(3)エア・スプリングのばね定数は、荷重が大きくなるとレベリング・バルブなどの作用により小さくなる。

この選択肢も不適切です。

正しくは以下の通りです。

エア・サスペンションは、荷重の増減に応じてレベリング・バルブやレベライザなどの働きでボディの高さを常に一定に保ち、かつ、前後左右の傾きを防ぎます。

(4)軽荷重のときの金属スプリングは、最大積載荷重のときに比べて固有振動数が低くなる。

この選択肢も不適切です。

正しくは以下の通りです。

軽荷重のときの金属スプリングは、最大積載荷重のときに比べて固有振動数が高くなる。

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