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2級ガソリン自動車整備士・試験問題
2G 登録試験 2014年03月 問題25
サスペンションのスプリングに関する記述として、不適切なものは次のうちどれか。
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解説
選択肢(2)が不適切です。
シャシ編・アクスル及びサスペンションからの出題です。
(1) エア・スプリングのばね定数は、荷重が変わると変化する。
この選択肢は適切です。
エア・スプリングのばね定数は、荷重が大きくなるとばね定数も大きくなります。
(2) 金属スプリングを用いた自動車のボデーの上下固有振動数は、荷重が変わっても変化しない。
この選択肢が、不適切です。
正しくは、以下の通りです。
金属スプリングを用いた自動車のボデーの上下固有振動数は、荷重が増えると低下する。
(3) 金属スプリングのばね定数は、荷重が変わっても変化しない。
この選択肢は適切です。
その通りです。
金属スプリングの特徴です。
(4)ばね定数が大きいスプリングは、小さいスプリングに比べてばねが硬い。
この選択肢は適切です。
ばね定数の単位はN/mmですが、この意味は、1mm縮めるのに何N必要かということです。
ばね定数が大きいということは、大きな力でなければ縮まないばねです。
したがって硬いです。