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2級ガソリン自動車整備士・試験問題
2G 登録試験 2022年10月 問題21
サスペンションのスプリングに関する記述として、適切なものは次のうちどれか。
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解説
(1)軽荷重のときの金属スプリングは、最大積載荷重のときに比べて固有振動数が小さくなる。
選択肢(1)は不適切です。
軽荷重のときの金属スプリング(ばね)は、最大積載荷重のときに比べて固有振動数が大きくなる。
荷重が軽くなると、よく振動するようになります。
(2)金属スプリングは、最大積載荷重に耐えるように設計されているため、軽荷重のときはばねが硬すぎるので乗り心地が悪い。
選択肢(2)が適切です。
このような理由により、硬めに設計されています。
(3)エア・スプリングは、金属スプリングと比較して、荷重の変化に対してばね定数が自動的に変化するので、固有振動数は比例して大きくなる。
選択肢(3)は、不適切です。
エア・スプリングは、金属スプリング(ばね)と比較して、荷重の増減に応じてばね定数が自動的に変化するため、固有振動数をほぼ一定に保つことができる。
(4)エア・スプリングのばね定数は、荷重が大きくなるとレベリング・バルブなどの作用により小さくなる。
選択肢(4)も不適切です。
エア・スプリングは、金属ばねと比較して、荷重の増減に応じてばね定数が自動的に変化するため、固有振動数をほぼ一定に保つことができる。