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2G 登録試験 2011年06月 問題15

電子制御式点火装置の点火時期の補正制御に関する記述として、適切なものは次のうちどれか。

加速時補正は、加速時に一時的に点火時期を遅角することにより運転性の向上を図っている。

アイドル安定化補正は、アイドル回転速度が低くなったときに点火時期を遅角し、高くなったときに進角してアイドル回転速度の安定化を図っている。

ノック補正は、ノック・センサがノッキングを検出すると進角させ、ノッキングがなくなると遅角させる。

暖機進角補正は、冷却水温が低いときは運転状態に応じて点火時期を遅角し、運転性を向上させている。







解説

選択肢(1)が適切です。

(1)

加速時補正は、加速時に一時的に点火時期を遅角することにより運転性の向上を図っている。 』

正しいです。

(2)

アイドル安定化補正は、アイドル回転速度が低くなったときに点火時期を遅角し、高くなったときに進角してアイドル回転速度の安定化を図っている。

     ↓

アイドル安定化補正は、アイドル回転速度が低くなったときに点火時期を進角し、高くなったときに遅角してアイドル回転速度の安定化を図っている。

(3)

ノック補正は、ノック・センサがノッキングを検出すると進角させ、ノッキングがなくなると遅角させる。』

      ↓

ノック補正は、ノック・センサがノッキングを検出すると遅角させ、ノッキングがなくなると進角させる。

(4)

暖機進角補正は、冷却水温が低いときは運転状態に応じて点火時期を遅角し、運転性を向上させている。

      ↓

暖機進角補正は、冷却水温が低いときは運転状態に応じて点火時期を進角し、運転性を向上させている。

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