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2G 登録試験 2011年06月 問題12

直巻式スタータの出力特性に関する記述として、不適切なものは次のうちどれか。

スタータの駆動トルクは、ピニオンの回転速度の上昇とともに小さくなる。

始動時のアーマチュア・コイルに流れる電流の大きさは、ピニオンの回転速度がゼロのとき最小である。

スタータの回転速度が上昇すると、アーマチュア・コイルに発生する逆起電力が大きくなるので、アーマチュア・コイルに流れる電流が減少する。

始動時のスタータの駆動トルクは、ピニオンの回転速度がゼロの時最大である。







解説

下の特性図をしっかり理解しなければなりません。

直巻式スタータの出力特性

直巻き式コイルは、直流電圧をかけると短絡状態(ショート)ですから、バッテリが流せるだけの大電流が流れます。

駆動トルクと電流は比例関係でから強烈なトルクが発生します。

図の始動時の点です。

したがって選択肢(2)

始動時のアーマチュア・コイルに流れる電流の大きさは、ピニオンの回転速度がゼロのとき最小である。

         ↓

始動時のアーマチュア・コイルに流れる電流の大きさは、ピニオンの回転速度がゼロのとき最大である。

(2)が不適切です。

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