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2G 登録試験 2011年06月 問題23

ローリングに関する記述として、適切なものは次のうちどれか。

ロール・センタを一定とした場合、重心の低い自動車に比べて高い自動車の方が、ローリングの角度は小さくなる。

一般に、車軸懸架式のサスペンションに比べて独立懸架式のサスペンションの方が、ロール・センタは高い。

シャシ・スプリングのバネ定数を大きくするほど、ローリングの角度は小さくなる。

重心とロール・センタの距離が大きい自動車ほど、ローリングの角度は小さくなる。







解説

選択肢(3)が適切です。

シャシ編・アクスル及びサスペンションからの出題です。

(1)『ロール・センタを一定とした場合、重心の低い自動車に比べて高い自動車の方が、ローリングの角度は小さくなる。

この選択肢は、不適切です。

正しくは、以下の通りです。

ロール・センタを一定とした場合、重心の低い自動車に比べて高い自動車の方が、ローリングの角度は大きくなる。

(2)『一般に、車軸懸架式のサスペンションに比べて独立懸架式のサスペンションの方が、ロール・センタは高い。

この選択肢は、不適切です。

正しくは、以下の通りです。

一般に、車軸懸架式のサスペンションに比べて独立懸架式のサスペンションの方が、ロール・センタは低い。

(3)『シャシ・スプリングのバネ定数を大きくするほど、ローリングの角度は小さくなる。

この選択肢が、適切です。

ばねを硬くすれば横揺れは小さくなりますね。

(4)『重心とロール・センタの距離が大きい自動車ほど、ローリングの角度は小さくなる。

この選択肢は、不適切です。

旋回する場合の遠心力は、ボデーの重心に働くが、重心は一般にロール・センタより高い。したがって、重心が高いほど、また、ロール・センタが低いほど、ローリング角度は大きくなります。

したがって、正しくは、以下の通りになります。

重心とロール・センタの距離が大きい自動車ほど、ローリングの角度は大きくなる。

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