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2G 登録試験 2011年06月 問題17

摩擦式自動差動制限型ディファレンシャルの差動制限時の機能として、適切なものは次のうちどれか。

左右の駆動輪の駆動力を常に等しくする。
左右の駆動輪の回転速度を常に等しくする。
左右の駆動輪の高回転側から低回転側に駆動力を伝える。
左右の駆動輪の低回転側から高回転側に駆動力を伝える。







解説

選択肢(3)が適切です。

スリップしている高回転側から低回転側に駆動力が伝えれれ、低回転側に大きな駆動力が発生します。

したがって選択肢(3)が適切です。

自動差動制限型ディファレンシャルは、

①差動機としての作動

②差動制限力が発生する作動

の二つの機能があります。

自動差動制限型ディファレンシャルは、

①摩擦式

②粘性式

があります。

リミテッド・スリップ・デフLSD(Limited slip differential) ( 自動車の駆動輪の片方が空転した際に、もう一方に駆動力を伝えるための機構を備えた差動装置の総称)は詳しく取り扱うと大変になりますから、過去問レベルでおさえましょう。

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