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2G 登録試験 2012年03月 問題03

コンロッド・ベアリングに要求される性質に関する記述として、不適切なものは次のうちどれか。

非焼き付き性とは、ベアリングとクランク・ピンとに金属接触が起きた場合に、ベアリングが焼き付きにくい性質をいう。

埋没性とは、ベアリングに繰り返し荷重が加えられても、その機械的性質が変化しにくい性質をいう。

なじみ性とは、ベアリングをクランク・ピンに組み付けた場合に、最初は当たりが幾分悪くてもすぐにクランク・ピンになじむ性質をいう。

耐食性とは、酸などにより腐食されにくい性質をいう。







解説

選択肢(2)が不適切です。

エンジン・エンジン本体からの出題です。

(1)非焼き付き性とは、ベアリングとクランク・ピンとに金属接触が起きた場合に、ベアリングが焼き付きにくい性質をいう。

この選択肢は適切です。

(2)埋没性とは、ベアリングに繰り返し荷重が加えられても、その機械的性質が変化しにくい性質をいう。

この選択肢が不適切です。

耐疲労性の説明です。

(3)なじみ性とは、ベアリングをクランク・ピンに組み付けた場合に、最初は当たりが幾分悪くてもすぐにクランク・ピンになじむ性質をいう。

この選択肢は適切です。

(4)耐食性とは、酸などにより腐食されにくい性質をいう。

この選択肢は適切です。

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