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2G 登録試験 2012年03月 問題05

油圧制御の可変バルブ・タイミング機構(インレット・バルブ側)に関する記述として、不適切なものは次のうちどれか。

遅角時は、オーバラップ量が少なくなるので、アイドル回転時の安定化が図られる。

進角時は、インレット・バルブの開く時期が早くなるので、オ一バラップ量が多くなり中速回転時の体積効率が高くなる。

バルブ・タイミングの切り替えは、コントロ一ル・ユニットからの信号により制御されるオイル・コントロ一ル・バルブによって油圧を制御することにより行っている。

エンジン停止時には、ロック装置により最大進角状態で固定されている。







解説

選択肢(4)が不適切です。

エンジン・エンジン本体からの出題です。

(1)遅角時は、オーバラップ量が少なくなるので、アイドル回転時の安定化が図られる。

この選択肢は適切です。

(2)進角時は、インレット・バルブの開く時期が早くなるので、オ一バラップ量が多くなり中速回転時の体積効率が高くなる。

この選択肢は適切です。

(3)バルブ・タイミングの切り替えは、コントロ一ル・ユニットからの信号により制御されるオイル・コントロ一ル・バルブによって油圧を制御することにより行っている。

この選択肢は適切です。

(4)エンジン停止時には、ロック装置により最大進角状態で固定されている。

この選択肢が不適切です。

正しくは

「エンジン停止時には、ロック装置により最大角状態で固定されている。」

です。

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