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2G 登録試験 2012年03月 問題13

電子制御式燃料噴射装置のアイドル回転速度の制御に関する記述として、不適切なものは次のうちどれか。

フィ一ドバック制御は、暖機後のアイドル回転速度が目標回転速度と差がある場合に、ISCVに信号を送り、目標アイドル回転速度に制御する。

暖機時制御は、始動時制御終了後、吸入空気温度に応じてISCVを徐々に閉じ、ファ一スト・アイドル回転速度を制御する。

予測制御は、エンジンに掛かる負荷により回転変動が生じる以前に、あらかじめISCVに信号を送り、必要な空気量を予測してISCV開度を変えてアイドル回転速度を適正に制御する。

始動時制御は、エンジン始動と同時に、そのときの冷却水温に応じたISCVの開度を決めている。







解説

選択肢(2)が不適切です。

エンジン・電子制御装置からの出題です。

(1)フィ一ドバック制御は、暖機後のアイドル回転速度が目標回転速度と差がある場合に、ISCVに信号を送り、目標アイドル回転速度に制御する。

この選択肢は適切です。

(2)暖機時制御は、始動時制御終了後、吸入空気温度に応じてISCVを徐々に閉じ、ファ一スト・アイドル回転速度を制御する。

この選択肢は不適切です。

暖機時制御は、始動時制御終了後、冷却温度に応じてISCVを徐々に閉じ、ファ一スト・アイドル回転速度を制御する。

暖機時制御は、冷却温度情報を利用します。

(3)予測制御は、エンジンに掛かる負荷により回転変動が生じる以前に、あらかじめISCVに信号を送り、必要な空気量を予測してISCV開度を変えてアイドル回転速度を適正に制御する。

この選択肢は適切です。

(4)始動時制御は、エンジン始動と同時に、そのときの冷却水温に応じたISCVの開度を決めている。

この選択肢は、適切です。

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