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2G 登録試験 2012年03月 問題12

オルタネ一タのステ一タ・コイルの結線方法について、スタ一(Y)結線とデルタ(三角)結線を比較したときの記述として、適切なものは次のうちどれか。

スタ一結線には中性点がない。

スタ一結線の方が結線は複雑である。

スタ一結線の方が端子間の電圧(線電圧)は低い。

スタ一結線の方が最大出力電流は劣るが、低速特性に優れている。







解説

選択肢(4)が適切です。

エンジン・電気装置からの出題です。

(1)スタ一結線には中性点がない。

この選択肢は不適切です。

スタ一結線には中性点がある

スタ一(Y)結線とデルタ(三角)結線

(2)スタ一結線の方が結線は複雑である。

この選択肢は不適切です。

スタ一結線の方が結線は単純である。

(3)スタ一結線の方が端子間の電圧(線電圧)は低い。

この選択肢は、不適切です。

スタ一結線の方が端子間の電圧(線電圧)は高い

スター結線の線電圧VLはデルタ結線の相電圧Vpの√3倍です。

(4)スタ一結線の方が最大出力電流は劣るが、低速特性に優れている。

この選択肢は、適切です。

車でスター結線が採用される理由。

①結線がシンプルである

②最大出力電流はデルタ結線より劣るが、低速特性に優れている

③中性点を利用できる。

①のシンプルという項目がありますが、極めて重要な考え方です。

機械が単純であれば、点検しやすいし修理しやすいということになります。

点検・修理の時間もコストも少なくて済みます。

機械はシンプルな構造で機能を満たし、製造コスト、メンテコストを抑えるべきです。

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