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2G 登録試験 2012年03月 問題27

図に示すタイヤと路面間の摩擦係数とタイヤのスリップ率の関係を表した特性曲線図において、「路面の摩擦係数が低いブレ一キ特性曲線」として、A~Dのうち、適切なものはどれか。
タイヤと路面間の摩擦係数とタイヤのスリップ率の関係を表した特性曲線図

A
B
C
D







解説

選択肢(2)が適切です。

シャシ・ブレーキ装置からの出題です。

図のAは、乾燥した舗装道路における摩擦係数とスリップ率の関係に思えますが、「路面の摩擦係数が低いブレ一キ特性曲線」という条件が付いております。
この条件でAとCは削除です。

摩擦係数はスリップ率が20%前後のとき最大にならなければなりませんので、

これはうっかりミスを誘導する引っ掛けようのダミーのグラフです。

図C、Dもダミーのグラフです。

図C、Dは、コーナリング特性曲線です。

ブレーキのはなしではありません。

タイヤと路面間の摩擦係数とタイヤのスリップ率の関係を表した特性曲線図

図Bは、路面の摩擦係数が低い場合のブレーキ特性曲線です。

摩擦係数はスリップ率が20%前後のところで最大になっているためです。

与えらえた特性図は、ブレーキ特性というものは、スリップ率が20%前後で摩擦係数が最大となるものの、スリップ率が増加すると摩擦係数は減少してしまう性質を持っているということを示しています。

さらに、コーナリング特性というものは、スリップ率が増加すると摩擦係数が減少することを示し、この特徴は高い摩擦係数の路面でも低い摩擦係数の路面で同様な性質を示していることを表しています。

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