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2G 登録試験 2012年03月 問題26

ホイ一ル及びタイヤに関する記述として、不適切なものは次のうちどれか。

アルミニウム合金製ホイ一ルの2ピ一ス構造は、絞り又はプレス加工したリム部を二つに分け(表側リムと裏側リム)、それを鋳造又は鍛造したディスクに溶接し、更にボルトを締め付けて強化したものである。

タイヤの動荷重半径は、適用リムを用いてタイヤを自動車に装着し、規定の空気圧及び荷重を掛け、定速度で走行させたときのタイヤの1回転当たりの走行距離を2πで除した値をいう。

タイヤの偏平比を小さくすると、旋回性能、高速時の操縦性能、駆動性能及び制動性能が向上する。

マグネシウム・ホイ一ルは、アルミ・ホイ一ルに比べて軽量、かつ、寸法安定性、耐衝撃性に優れている。







解説

選択肢(1)が不適切です

シャシ・ホイール及びタイヤからの出題です。

(1)アルミニウム合金製ホイ一ルの2ピ一ス構造は、絞り又はプレス加工したリム部を二つに分け(表側リムと裏側リム)、それを鋳造又は鍛造したディスクに溶接し、更にボルトを締め付けて強化したものである。

この選択肢は不適切です。

正しくは以下の通りです。

アルミニウム合金製ホイ一ルの3ピ一ス構造は、絞り又はプレス加工したリム部を二つに分け(表側リムと裏側リム)、それを鋳造又は鍛造したディスクに溶接し、更にボルトを締め付けて強化したものである。

(2)タイヤの動荷重半径は、適用リムを用いてタイヤを自動車に装着し、規定の空気圧及び荷重を掛け、定速度で走行させたときのタイヤの1回転当たりの走行距離を2πで除した値をいう。

この選択肢は適切です。

動荷重半径=rとは規定の空気圧及び荷重で、一定速度(60km/h)で平坦な 直線路を走行させたとき

タイヤ1回転当りの走行距離=2π

より

=タイヤ1回転当りの走行距離÷2π 。

(3)タイヤの偏平比を小さくすると、旋回性能、高速時の操縦性能、駆動性能及び制動性能が向上する。

この選択肢は適切です。

扁平比

扁平比は次の比で表されます。

扁平比=H/W

 H:タイヤの高さ

 W:タイヤの幅

扁平率はこの扁平比を100分比で表したものです。

扁平率=H/W x100%

扁平比が小さくなるほど踏面のグリップ力は向上します。

(4)マグネシウム・ホイ一ルは、アルミ・ホイ一ルに比べて軽量、かつ、寸法安定性、耐衝撃性に優れている。

この選択肢は適切です。

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