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2G 登録試験 2012年03月 問題14

独立点火方式のイグナイタ(イグニション・コイル一体型)に関する記述として、不適切なものは次のうちどれか。

過電流保護回路は、一次電流が規定値以上流れないように、ドライブ回路を介してトランジスタに流れるベ一ス電流を制御している。

一次電流の通電・遮断にはトランジスタが用いられている。

一次電流を遮断するトランジスタがOFFすると、二次コイルに高電圧が発生する。

通電時間制御は、エンジン回転速度が高くなるに連れて、トランジスタがONする時期(一次電流が流れ始めるとき)を遅くしている。







解説

選択肢(4)が不適切です。

エンジン・電子制御装置からの出題です。

(1)過電流保護回路は、一次電流が規定値以上流れないように、ドライブ回路を介してトランジスタに流れるベ一ス電流を制御している。

この選択肢は適切です。

(2)一次電流の通電・遮断にはトランジスタが用いられている。

この選択肢は適切です。

(3)一次電流を遮断するトランジスタがOFFすると、二次コイルに高電圧が発生する。

この選択肢は適切です。

トランジスタがOFFしたときに二次コイルに高電圧の逆起電力、あるいはキックバックボルテージが発生します。

(4)通電時間制御は、エンジン回転速度が高くなるに連れて、トランジスタがONする時期(一次電流が流れ始めるとき)を遅くしている。

この選択肢は不適切です。

通電時間制御は、エンジン回転速度が高くなるに連れて、トランジスタがONする時期(一次電流が流れ始めるとき)を早めている。

高速回転時はコイル電流の立ち上がり悪くなりますので、早めにONさせておきます。

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