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2G 登録試験 2012年10月 問題03
コンロッド・ベアリングに関する記述として、適切なものは次のうちどれか。
解説
選択肢(2)が適切です。
エンジン・エンジン本体からの出題です。
(1)アルミニウム合金メタルで、すずの含有率の低いものは、高いものに比べてオイル・クリアランスを大きくする必要がある。
この選択肢は不適切です。
アルミニウム合金メタルで、すずの含有率の高いものは、低いものに比べてオイル・クリアランスを大きくする必要がある。
「高」「低」を入れ替える典型的な出題パターンです。
(2)トリメタル（三層メタル）は、鋼製裏金にケルメット・メタルを焼結し、その上に鉛とすずの合金又は鉛とインジウムの合金をめっきしたものである。
この選択肢が適切です。
(3)アルミニウム合金メタルは、アルミニウムに40～50％のすずを加えた合金である。
この選択肢は不適切です。
アルミニウム合金メタルは、アルミニウムに10～20％のすずを加えた合金である。
正しく数値を記憶しているかを問う問題です。
(4)クラッシュ・バイトが大き過ぎると、ベアリング・ハウジングとベアリングの裏金との密着が悪くなり、熱伝導が不良となるので焼き付きなどを起こす原因となる。
この選択肢は不適切です。
クラッシュ・バイトが小さ過ぎると、ベアリング・ハウジングとベアリングの裏金との密着が悪くなり、熱伝導が不良となるので焼き付きなどを起こす原因となる。
これも「大小一文字入れ替え問題」です。
だんだんと出題パターンが分かってきますよ。
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