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2G 登録試験 2012年10月 問題06
点火順序が1-5-3-6-2-4の4サイクル直列6シリンダ・エンジンの第1シリンダが圧縮上死点にあり、この位置からクランクシャフトを回転方向に回転させ、第5シリンダのバルブをオーバラップの上死点状態にするために必要な回転角度として、適切なものは次のうちどれか。
解説
選択肢(3)が適切です。
いろいろな解答方法があると思いますが、当Webサイトでは視覚的に分かりやすいと思われますので、六角形の亀の甲作戦で解きます。
この図は、圧縮・燃焼・排気・吸気を1回転(実際は360°×2)に描いた特別なものです。まず題意の状態を描きますと下図のようになります。
さて、第5シリンダが排気上死点の状態になるようにからクランクシャフトを回転方向に回したものが下図です。
この図のルールに注意点は三つです。
①点火順序は反時計回りに数えます。
②クランクシャフトの回転は、時計回り方向です。
③1回転は720°。半回転は360°。四分の一回転は180°です。
この二つの図の角度を比較しますと、最初の状態から480°(360°+180°×2/3)回転させて、排気上死点は第5シリンダになっています。
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