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2G 登録試験 2012年10月 問題09

全流ろ過圧送式の潤滑装置に関する記述として、不適切なものは次のうちどれか。

一般にオイル・クーラには、オイルが流れる通路と冷却水が流れる通路を交互に数段積み重ねて一体化した水冷式が用いられている。

エンジン・オイルは、油温が125~130℃以上になると急激に潤滑性を失う。

トロコイド式オイル・ポンプに設けられたリリーフ・バルブは、エンジン回転速度が上昇して油圧が規定値になると、バルブが開き、オイルの一部をオイル・パンに戻して油圧を制御している。

オイル・フィルタは、オイル・ストレーナとオイル・ポンプの間に設けられている。







解説

選択肢(4)が不適切です。

エンジン・潤滑装置からの出題です。

(1)一般にオイル・クーラには、オイルが流れる通路と冷却水が流れる通路を交互に数段積み重ねて一体化した水冷式が用いられている。

この選択肢は、適切です。

(2)エンジン・オイルは、油温が125~130℃以上になると急激に潤滑性を失う。

この選択肢は、適切です。

(3)トロコイド式オイル・ポンプに設けられたリリーフ・バルブは、エンジン回転速度が上昇して油圧が規定値になると、バルブが開き、オイルの一部をオイル・パンに戻して油圧を制御している。

この選択肢は、適切です。

(4)オイル・フィルタは、オイル・ストレーナとオイル・ポンプの間に設けられている。

この選択肢は、不適切です。

オイル・フィルタは、オイル・ストレーナとオイル・ポンプの後に設けられている。

言い方が難しいですね。

「オイル」を主語にすると、オイルの流れから構造が分かります。

オイル・パン内のオイルは、オイル・ストレーナからオイル・ポンプにより吸い上げられ、オイル・フィルタでろ過さらた後、オイル・ギャラリに圧送されます。

2011年03月 登録試験 問題08

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