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2G 登録試験 2012年10月 問題34

図に示す油圧式ブレーキの油圧回路において、マスタ・シリンダの内径Aが23mm、ホイール・シリンダの内径Bが46mmの場合、マスタ・シリンダのピス トンを300Nの力(F1)で押したとき、ホイール・シリンダのピストンにかかる力(F2)として、適切なものは次のうちどれか。
油圧式ブレーキの油圧回路

600N
1,200N
2,400N
3,450N







解説

選択肢(2)が適切です。

基礎自動車工学・基礎的な原理・法則からの出題です。

両シリンダの内径の単位をcmで表したほうが、計算しやすい場合があります。マスタ・シリンダの内径は、2.3cm、ホイール・シリンダの内径は、4.6cmとなります。

計算に慣れると二つのホイールシリンダの内径比、あるいは半径比だけで、答えが分かります。

出題者側も計算しやすい容易な数値を設定して、この場合

4.6 / 2.3 = 2

になっています。

しかし、慌てるとこれを自乗する作業を忘れてしまうというミスをおかしてしまいますので慌てない、慌てないこと。

パスカルの原理は次のようになります。

これからF2を求めます。

マスタ・シリンダのピストンを押す力は、300Nですが、ホイール・シリンダのピストンを押す力は1,200Nになっています。

パスカルの原理

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