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2級ガソリン自動車整備士・試験問題

2G 登録試験 2012年10月 問題24

ブレーキに関する記述として、適切なものは次のうちどれか。

フェード現象とは、ブレーキ液が沸騰して配管内などに気泡が生じ、ブレーキの効きが悪くなることをいう。

ブレーキ液の沸点の低下は、ベーパ・ロックを起こす原因になる。

ベーパ・ロック現象とは、ブレーキ・ライニングの過熱により、摩擦係数が小さくなり、ブレーキの効きが悪くなることをいう。

ブレーキ液は、走行期間が増すにつれて、含まれる水分が蒸発するため、ブレーキの液量は減少する性質がある。


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解説

選択肢(2)が適切です。

シャシ・ステアリング装置からの出題です。

(1)フェード現象とは、ブレーキ液が沸騰して配管内などに気泡が生じ、ブレーキの効きが悪くなることをいう。

この選択肢は不適切で、ベーパ・ロック現象の説明です。

(2)ブレーキ液の沸点の低下は、ベーパ・ロックを起こす原因になる。

この選択肢が適切です。

(3)ベーパ・ロック現象とは、ブレーキ・ライニングの過熱により、摩擦係数が小さくなり、ブレーキの効きが悪くなることをいう。

この選択肢は不適切でで、フェード現象の説明です。

(4)ブレーキ液は、走行期間が増すにつれて、含まれる水分が蒸発するため、ブレーキの液量は減少する性質がある。

この選択肢は不適切です。

ブレーキ液は、走行期間が増すにつれて、含まれる水分が増加するため、ブレーキの性質を考慮すると、指定されている期間ごとに交換する必要がある。

2G 登録試験 2012年10月 問題24

2G 登録試験 2011年03月 問題26

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