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2G 登録試験 2011年10月 問題08

冷却装置における直結ファンと比較したときの粘性式ファン・クラッチ付きファンに関する記述として、不適切なものはどれか。

ファンによる冷却が不要なときのファン騒音を低減できる。

ラジエータ通過後の空気温度に関係なく、エンジンの回転速度に比例してファンの回転速度が上昇する。

エンジンが適温に達するまでの暖気時間を短縮することができる。

ファン駆動に消費される動力を節減できる。







解説

選択肢(2)が不適切です。

エンジン編からの出題です。

(1)ファンによる冷却が不要なときのファン騒音を低減できる。

この選択肢は、適切です。

(2)ラジエータ通過後の空気温度に関係なく、エンジンの回転速度に比例してファンの回転速度が上昇する。

この選択肢が不適切です。

正しくは以下の通りです。

ラジエータ通過後の空気温度を感知し粘性油を流入及び排出させ、ファンの回転速度を自動的に制御している。

(3)エンジンが適温に達するまでの暖気時間を短縮することができる。

この選択肢は、適切です。

(4)ファン駆動に消費される動力を節減できる。

この選択肢は、適切です。

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