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2G 登録試験 2011年10月 問題06

点火順序が1-5-3-6-2-4の4サイクル直列6シリンダ・エンジンに関する次の文章の(イ)~(ロ)に当てはまるものとして、適切なものは次のうちどれか。

第3シリンダが圧縮上死点のとき、燃焼行程途中であるのは(イ)で、この位置からクランクシャフトを回転方向に回転させ、第6シリンダのバルブをオーバラップの上死点状態にするために必要な回転角度は(ロ)である。

(イ) (ロ)
第1シリンダ 180°
第1シリンダ 240°
第5シリンダ 480°
第5シリンダ 540°







解説

選択肢(3)が適切です。

いろいろな解答方法があると思いますが、当Webサイトでは視覚的に分かりやすいと思われますので、六角形の亀の甲作戦で解きます。

この図は、圧縮・燃焼・排気・吸気を1回転(実際は360°×2)に描いた特別なものです。

第3シリンダが圧縮上死点ですから、燃焼行程中は第5シリンダになります。

この図では点火順序は反時計回りに数えます。

クランクシャフトの回転は、時計回り方向です。

バルブ・タイミング・ダイヤグラム

この状態で第6シリンダをオーバラップ、すなわち排気上死点にするためには、クランクシャフトを時計方向に360°+120°=480°だけ回転させればよいわけです。

バルブタイミング(4気筒)

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