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2G 登録試験 2011年10月 問題13
電子制御式点火装置に関する記述として、不適切なものは次のうちどれか。
解説
選択肢(3)が不適切です。
エンジン編・電気装置からの出題です。
(1)始動後制御補正進角の過渡期補正とは、冷却水温60°以上の急加速時に点火時期を遅角させ、ノッキングを防止するためのものである。
この選択肢は、適切です。
(2)始動時制御固定進角では、エンジン始動時には、エンジン始動時には、専用の回路を通して固定値の点火信号をイグナイタに送っている。
この選択肢は、適切です。
(3)エンジン始動後のアイドル信号ON時の基本進角は、インレット・マニホールド圧力信号又は吸入空気量信号により、あらかじめ設定された点火時期に制御されている。
この選択肢が不適切です。
正しくは、以下の通りです。
エンジン始動後のアイドル信号ON時の基本進角は、クランク角度信号(回転信号)により、あらかじめ設定された点火時期に制御されている。
(4)基本通電時間の立ち上がりは、コントロール・ユニットにあらかじめ設定された点火時期の手前の一定クランク角度で行われる。
この選択肢は、適切です。
最近はこの章の出題が目立ちます。
よく熟読しておきましょう。難しいですが、そういうものなのだと割り切って憶えましょう。
細かいことは各社自動車メーカーごとに異なります。
したがって何が一番正しいかと言われればテキストです。
始動時、始動後、過渡期(かとき)、補正進角とか言葉が難しいですから試験本番で間違わないように注意深く読み込みましょう。
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