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2G 登録試験 2016年10月 問題17
前進4段のロックアップ機構付き電子制御式ATのロックアップ機構に関する記述として、不適切なものは次のうちどれか。
解説
シャシ編・動力伝達装置からの出題です。
選択肢(1)が不適切です。
(1)ロックアップ・ピストンがトルク・コンバータのカバーから離れると、カバー（エンジン）の回転がタービン・ランナ（インプット・シャフト）に直接伝えらえる。
正しくは、以下の通りです。
ロックアップ・ピストンがトルク・コンバータのカバーに圧着されることで、カバー（エンジン）の回転をタービン・ランナ（インプット・シャフト）に直接伝えらえる。
(2)ロックアップ機構とは、トルク・コンバータのポンプ・インペラとタービン・ランナを機械的に連結し、直接動力を伝達する機構をいう。
この選択肢は、適切です。
(3)ロックアップ・ピストンは、スプラインによってタービンのハブにかん合されている。
この選択肢も適切です。
(4)ロックアップ・ピストンには、エンジンからのトルク変動を吸収、緩和するダンパ・スプリングが組み込まれている。
この選択肢も適切です。
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