Menu

整備士ドットコム

Jidoshaseibishi.com

サイト内検索 help
複数条件の場合はキーワードの間にスペースを入れてください。
Advertisement

2級ガソリン自動車整備士・試験問題

2G 登録試験 2016年10月 問題20

粘性式差動制限型ディファレンシャルに関する記述として、不適切なものは次のうちどれか。

ビスカス・カップリングには、50~3000cm2/sの高粘度のシリコン・オイルが充てんされている。

左右輪の回転速度差が生じたときは、ビスカス・カップリングの作用により、高回転側の駆動トルクが大きくなる。

インナ・プレートとアウタ・プレートの回転速度差が大きいほど、大きなビスカス・トルクが発生する。

差動回転速度がゼロのときは、ビスカス・トルクは生じない。


Advertisement

解説

シャシ編・動力伝達装置からの出題です。

選択肢(2)が不適切です。

(1)ビスカス・カップリングには、50~3000cm2/sの高粘度のシリコン・オイルが充てんされている。

この選択肢は、適切です。


(2)左右輪の回転速度差が生じたときは、ビスカス・カップリングの作用により、高回転側の駆動トルクが大きくなる。

この選択肢が不適切です。

正しくは以下の通りです。

左右輪の回転速度差が生じたときは、ビスカス・カップリングの作用により、回転側の駆動トルクが大きくなる。


(3)インナ・プレートとアウタ・プレートの回転速度差が大きいほど、大きなビスカス・トルクが発生する。

この選択肢は、適切です。


(4)差動回転速度がゼロのときは、ビスカス・トルクは生じない。

この選択肢も適切です。

2G 登録試験 2014年03月 問題22

前の問題  次の問題