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2G 登録試験 2014年03月 問題17
前進4段のロックアップ機能付き電子制御式ATのロックアップ機構に関する記述として、不適切なものは次のうちどれか。
解説
選択肢(4)が不適切です。
シャシ編・動力伝達装置からの出題です。
(1) ロックアップ・ピストンには、エンジンからのトルク変動を吸収、緩和するダンパ・スプリングが組み込まれている。
この選択肢は適切です。
スプラインによってタービンのハブにかん合されたロックアップ・ピストンがトルク・コンバータのカバーに圧着されることで、カバーの回転をタービン・ランナに直接伝えています。
また、ロック・アップピストンには、エンジンからのトルク変動を吸収し、緩和するダンパ・スプリングが組み込まれています。
(2) ロックアップ機構とは、トルク・コンバータのポンプ・インペラとタービン・ランナを機械的に連結し、直接動力を伝達する機構をいう。
この選択肢も適切です。
(3) ロックアップ・ピストンは、スプラインによってタービンのハブにかん合されている。
この選択肢も適切です。
(4)ロックアップ・ピストンがトルク・コンバータのカバーから離れると、カバー(エンジン)の回転がタービン・ランナ(インプット・シャフト)に直接伝えられる。
この選択肢が不適切です。
スプラインによってタービンのハブにかん合されたロックアップ・ピストンがトルク・コンバータのカバーに圧着されることで、カバー(エンジン)の回転をタービン・ランナ(インプット・シャフト)に直接伝えています。
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