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2G 登録試験 2016年10月 問題16

前進4段のロックアップ機構付き電子制御式ATのストール・テストに関する記述として、不適切なものは次のうちどれか。

すべてのレンジでエンジンの規定回転速度より高い場合には、オイル・ポンプの摩擦が考えられる。

エンジンの回転速度が各レンジとも等しく、かつ、基準値内にあれば正常である。

各レンジのエンジンの回転速度は等しいが、全体的に低い場合には、ステータのワンウェイ・クラッチの作動不良(滑り)が考えらえる。

特定のレンジのみがエンジンの規定回転速度より高い場合には、エンジン出力不足が考えられる。







解説

シャシ編・動力伝達装置からの出題です。

選択肢(4)が不適切です。

(1)すべてのレンジでエンジンの規定回転速度より高い場合には、オイル・ポンプの摩擦が考えられる。

この選択肢は、適切です。

すべてのレンジでエンジンの規定回転速度より高い場合には、ライン・プレッシャが低いのでオイル・ポンプの摩擦などが考えられる。


(2)エンジンの回転速度が各レンジとも等しく、かつ、基準値内にあれば正常である。

この選択肢も適切です。


(3)各レンジのエンジンの回転速度は等しいが、全体的に低い場合には、ステータのワンウェイ・クラッチの作動不良(滑り)が考えらえる。

この選択肢は、適切です。

各レンジのエンジンの回転速度は等しいが、全体的に低い場合には、エンジン出力不足、ステータのワンウェイ・クラッチの作動不良(滑り)が考えられる。


(4)特定のレンジのみがエンジンの規定回転速度より高い場合には、エンジン出力不足が考えられる。

この選択肢が不適切です。

正しくは以下の通りです。

特定のレンジのみがエンジンの規定回転速度より高い場合には、プラネタリ・ギヤ・ユニットの中の、該当するクラッチ、ブレーキ及びブレーキ・バンドなどの滑り、同系統のオイル漏れなどが考えらえる

2G 登録試験 2015年03月 問題17

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