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2G 登録試験 2016年10月 問題19

CAN通信システムに関する記述として、不適切なものは次のうちどれか。

一端の終端抵抗が破損すると、通信はそのまま継続されるが、耐ノイズ性にも影響がないが、ダイアグノーシス・コードが出力されることがある。

複数のECUが同時に送信しようとするとデータ・フレーム同士が衝突するため、各ECUは、IDコードにより優先度が高いデータ・フレームを優先して送信する。

CANは、一つのECUが複数のデータ・フレームを送信したり、CANバス上のデータを必要とする複数のECUが同時にデータ・フレームを受信することができる。

バス・オフ状態とは、エラーを検知し、リカバリしてもエラーが解消しない場合に通信を停止している状態をいう。







解説

シャシ編・電気装置からの出題です。

選択肢(1)が不適切です。

(1)一端の終端抵抗が破損すると、通信はそのまま継続されるが、耐ノイズ性にも影響がないが、ダイアグノーシス・コードが出力されることがある。

正しくは以下の通りです。

一端の終端抵抗が破損していても通信は継続されるが、耐ノイズ性が低下します。

このとき、ダイアグノーシス・コードが出力されることもあるため点検を確実に行うこと。また、破損を発見した場合は、終端抵抗を内蔵しているECUを交換すること。


(2)複数のECUが同時に送信しようとするとデータ・フレーム同士が衝突するため、各ECUは、IDコードにより優先度が高いデータ・フレームを優先して送信する。

この選択肢は適切です。


(3)CANは、一つのECUが複数のデータ・フレームを送信したり、CANバス上のデータを必要とする複数のECUが同時にデータ・フレームを受信することができる。

この選択肢も適切です。


(4)バス・オフ状態とは、エラーを検知し、リカバリしてもエラーが解消しない場合に通信を停止している状態をいう。

この選択肢も適切です。


2G 登録試験 2016年03月 問題23


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