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2G 登録試験 2016年03月 問題23
CAN通信システムに関する記述として、適切なものは次のうちどれか。
解説
選択肢(4)が適切です。
(1)一端の終端抵抗が破損すると、通信はそのまま継続され、耐ノイズ性にも影響はないが、ダイアグノーシス・コードが出力されることがある。
この選択肢は、不適切です。
正しくは、以下の通りです。
一端の終端抵抗が破損すると、通信はそのまま継続されるが、耐ノイズ性が低下し、このとき、ダイアグノーシス・コードが出力されることがある。
(2)”バス・オフ”状態とは、エラーを検知した結果、リカバリが実行され、エラーが解消されて通信を再開した状態をいう。
この選択肢も不適切です。
正しくは、以下の通りです。
”バス・オフ”状態とは、エラーを検知し、リカバリを実行しても、エラーが解消しないため通信を停止した状態をいう。
(3)CAN通信システムは、CANバス上のデータを必要とする複数のECUが同時にデータ・フレームを受信することができない。
この選択肢も不適切です。
正しくは、以下の通りです。
CAN通信システムは、CANバス上のデータを必要とする複数のECUが同時にデータ・フレームを受信することができる。
(4)CAN_H、CAN_Lとも2.5Vの状態をレセシブとよび、CAN_Hが3.5V、CAN_Lが1.5Vの状態をドミナントとよんでいる。
この選択肢が、適切です。
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