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2G 登録試験 2011年03月 問題06

吸排気装置における過給機及びインタ・クーラに関する記述として、適切なものは次のうちどれか。

インタ・クーラは、圧縮された空気を冷却して温度を下げ、空気密度を下げることで過給機本来の充てん効率の向上維持を補完する装置である。

ターボ・チャージャに用いられているフル・フローティング・ベアリングは、シャフトの周速と同じ速度で回転する。

ターボ・チャージャは、過給圧が高くなって規定値以上になると、ウエスト・ゲート・バルブが閉じて、排気ガスの一部がタービン・ホイールをバイパスして排気系統へ流れる。

ターボ・チャージャは,排気ガステータビン・ホイールが回されることにより同軸上のコンプレッサ・ホイールが回転し、圧縮空気をシリンダへ送る。







解説

選択肢(4)が適切です。


(1)インタ・クーラは、圧縮された空気を冷却して温度を下げ、空気密度を下げることで過給機本来の充てん効率の向上維持を補完する装置である。

        ↓

インタ・クーラは、圧縮された空気を冷却して温度を下げ、空気密度を上げることで過給機本来の充てん効率の向上維持を補完する装置である。

(2)ターボ・チャージャに用いられているフル・フローティング・ベアリングは、シャフトの周速と同じ速度で回転する。

        ↓

ターボ・チャージャに用いられているフル・フローティング・ベアリングは、ベアリングの周速がシャフトの周速の約半分である。

(3)ターボ・チャージャは、過給圧が高くなって規定値以上になると、ウエスト・ゲート・バルブが閉じて、排気ガスの一部がタービン・ホイールをバイパスして排気系統へ流れる。

       ↓

ターボ・チャージャは、過給圧が高くなって規定値以上になると、ウエスト・ゲート・バルブが開いて、排気ガスの一部がタービン・ホイールをバイパスして排気系統へ流れる。

(4)ターボ・チャージャは,排気ガステータビン・ホイールが回されることにより同軸上のコンプレッサ・ホイールが回転し、圧縮空気をシリンダへ送る。

(4)が適切です。

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