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例 2G 2019

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2G 登録試験 2011年03月 問題20

図に示すロックアップ機構に関する次の文章の(イ)~(ハ)に当てはまるものとして、下の組み合わせのうち、適切なものはどれか。

ロックアップ・ソレノ イドがONになると、ロックアップ・コントロール・バルブの右側に作用していたパイロット・プレッシャがオイル・パンに逃げ、ロックアップ・コントロール・バルブが(イ)に移動する。トルク・コンバータ内の(ロ)は、油がオイル・パンへ排出されるため油圧が掛からなくなるので、(ハ)のトルク・コンバータの供給圧によりロックアップ・ピストンをカバーに押し付け、ロックアップが締結される。

ロックアップ機構

(イ) (ロ) (ハ)
右側 B室 A室
左側 B室 A室
右側 A室 B室
左側 A室 B室







解説

選択肢(3)が適切です。

ロックアップ機構
ロックアップ・ソレノ イドがONになると、ロックアップ・コントロール・バルブの右側に作用していたパイロット・プレッシャがオイル・パンに逃げ、ロックアップ・コントロー ル・バルブが右側に移動する。トルク・コンバータ内のA室は、油がオイル・パンへ排出されるため油圧が掛からなくなるので④、B室のトルク・コンバー タの供給圧によりロックアップ・ピストンをカバーに押し付け、ロックアップが締結される。

ロックアップピストンはタービンランナとポンプインペラを直結させてくれる部品です。

作動の流れは以下の通りです。

①ロックアップ・ソレノ イドがON
    ↓
②パイロット・プレッシャがオイル・パンに逃げる
    ↓
③ロックアップ・コントロー ル・バルブが右側に移動する
    ↓
④トルク・コンバータ内のA室は、油がオイル・パンへ排出されるため油圧が掛からなくなる
    ↓
⑤B室のトルク・コンバー タの供給圧によりロックアップ・ピストンをカバーに押し付ける
    ↓
⑥ロックアップが締結


ロックアップ・締結の問題でしたが、解除も勉強しておきましょう。

①ロックアップ・ソレノイドがOFF

②油圧でロックアップ・コントロール・バルブを左側に移動

③トルコン供給圧がA室に掛かる

ロックアップ・ピストンをカバーから引き離した状態でB室に油圧が掛かる

⑤トルコンを作動させた後、ロックアップ・コントロール・バルブを通りオイル・クーラに逃げる


このとき、ロックアップ・ソレノイドは、完全にOFFではなく、デューティ制御を行っているためOFFの割合が多い状態をいいます。
デューティ制御
この問題は、ロックアップ・コントロール・バルブの一連の流れを学ぶもので、この細かいバルブ制御は、1級自動車整備士の分野に組み込まれています。

2級では、ロックアップがどのように作動するかを理解しましょう。

余談ですが、1、2、3級と三つのレベルに自動車整備士は、分かれていますが、

3級は、機械的構造を中心に学び、

2級は、機械の油圧制御、電気装置を学び、

1級は、個別装置の電子制御から車内ネットワークへと

学ぶというような形かもしれません。

人間でいえば骨格があって、筋肉があって神経が通っている。

構造とアクチュエータとセンサ&制御のようなものでしょう。

とにかく、不必要に深追いせず基礎固めをしましょう。

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