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2G 登録試験 2013年03月 問題09

電子制御式燃料噴射装置のセンサに関する記述として、適切なものは次のうちどれか。

バキューム・センサは、インレット・マニホールドの圧力と大気圧との圧力差を電圧値に置き換えている。

熱線式エア・フロー・メータの温度補償抵抗体は、発熱抵抗体の温度が規定値を超えないようにする働きをする。

カム角センサは、エンジン回転速度を検出している。

O2センサに用いられるジルコニア素子は高温で作動し、大気と排気ガスの酸素濃度差が大きいときには、小さいときに比べて大きな起電力を発生する。







解説

選択肢(4)が適切です。

エンジン編・電子制御装置からの出題です。

(1)バキューム・センサは、インレット・マニホールドの圧力と大気圧との圧力差を電圧値に置き換えている。

この選択肢は、不適切です。

バキューム・センサは、真空との差、すなわち、絶対圧を検出しており、大気圧の影響を受けることなく常に適正なインレット・マニホールド圧力の電気信号を検出します。

(2)熱線式エア・フロー・メータの温度補償抵抗体は、発熱抵抗体の温度が規定値を超えないようにする働きをする。

この選択肢は、不適切です。

発熱抵抗体が空気流量による温度変化の影響を受けるが、温度補償抵抗体は影響を受けにくい。

(3)カム角センサは、エンジン回転速度を検出している。

この選択肢は、不適切です。

カム角センサは、基本信号となるクランク角度基準位置(上死点及び気筒判別)を検出して、コントロール・ユニットへ送っています。

(4)O2センサに用いられるジルコニア素子は高温で作動し、大気と排気ガスの酸素濃度差が大きいときには、小さいときに比べて大きな起電力を発生する。

この選択肢は、適切です。

O2センサは高温作動ですね。

ヒータも付いています。

2011年06月 登録試験 問題09

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