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2G 登録試験 2013年03月 問題07

電子制御式点火装置の点火時期の補正制御に関する記述として、不適切なものはどれか。

ノック補正は、ノック・センサがノッキングを検出すると点火時期を遅角し、ノッキングがなくなると進角する。

加速時補正は、加速時に一時的に点火時期を遅角することにより、運転性の向上を図っている。

暖機進角補正は、冷却水温が低いときは運転状態に応じて点火時期を進角し、運転性を向上させている。

アイドル安定化補正は、アイドル回転速度が低くなったときに点火時期を遅角し、高くなったときに進角してアイドル回転速度の安定化を図っている。







解説

選択肢(4)が不適切です。

エンジン編・電子制御装置からの出題です。

(1) ノック補正は、ノック・センサがノッキングを検出すると点火時期を遅角し、ノッキングがなくなると進角する。

この選択肢は適切です。

ノッキングを検出したら、遅角です。

(2) 加速時補正は、加速時に一時的に点火時期を遅角することにより、運転性の向上を図っている。

この選択肢は適切です。

加速時は、高負荷時ですから一時的に遅角させます。

(3) 暖機進角補正は、冷却水温が低いときは運転状態に応じて点火時期を進角し、運転性を向上させている。

この選択肢は適切です。

暖機状態は、低負荷時ですので進角させエンジンを温めやすくします。

(4)アイドル安定化補正は、アイドル回転速度が低くなったときに点火時期を遅角し、高くなったときに進角してアイドル回転速度の安定化を図っている。

この選択肢は不適切です。

アイドル安定化補正は、アイドル回転速度が低くなったときに点火時期を進角し、高くなったときに遅角してアイドル回転速度の安定化を図っている。

2012年3月 登録試験 問題02

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