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2G 登録試験 2013年03月 問題16

油圧式パワー・ステアリングのベーン型オイル・ポンプに関する記述として、不適切なものは次のうちどれか。

吐出圧力により軸受に掛かる荷重が平均化されるので、バランス型オイル・ポンプとも呼ばれている。

規定値以上の送油量及び送油圧力にならないように、フロー・コントロール・バルブ及びプレッシャ・リリーフ・バルブを備えている。

ハンドルの操舵抵抗が大きくなるとオイル・ポンプの吐出圧力(負荷)も増大する。

オイル・ポンプの吐出量が規定値以上になると、オイル・ポンプからのオイルはすべてコントロール・バルブへ送られる。







解説

選択肢(4)が不適切です。

シャシ編・ステアリング装置からの出題です。

(1) 吐出圧力により軸受に掛かる荷重が平均化されるので、バランス型オイル・ポンプとも呼ばれている。

この選択肢は、適切です。

ベーン型オイル・ポンプは、バランス型オイル・ポンプともいいます。

(2) 規定値以上の送油量及び送油圧力にならないように、フロー・コントロール・バルブ及びプレッシャ・リリーフ・バルブを備えている。

この選択肢は、適切です。

規定流量以上のオイルをリザーバ・タンクに逃がす役目をするのがフロー・コントロール・バルブ、ステアリング機構に無理な力が作用しないように、油圧回路の油圧を制御するのがプレッシャ・リリーフ・バルブです。

(3) ハンドルの操舵抵抗が大きくなるとオイル・ポンプの吐出圧力(負荷)も増大する。

この選択肢は、適切です。

(4) オイル・ポンプの吐出量が規定値以上になると、オイル・ポンプからのオイルはすべてコントロール・バルブへ送られる。

この選択肢が、不適切です。

オイル・ポンプの吐出量が規定値以下の場合、オイル・ポンプからのオイルはすべてコントロール・バルブへ送られます。

2011年10月 登録試験 問題25

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