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2G 登録試験 2013年03月 問題04

ピストン・リングに起こる異常現象のうち、フラッタ現象に関する記述として、適切なものはどれか。

ピストン速度が遅いほど起こりやすい。

シリンダ壁の油膜が切れてリングとシリンダ壁が直接接触し、リングやシリンダの表面に引っかき傷ができる。

カーボンやスラッジ(燃焼生成物)が固まってピストン・リングが動かなくなる。

コンプレッション・リングやシリンダ壁が摩耗した場合に起こりやすい。







解説

選択肢(4)が適切です。

エンジン・エンジン本体からの出題です。

フラッタ現象とは、ピストン・リングがリング溝と密着しないで浮き上がる状態をいいます。

(1) ピストン速度が遅いほど起こりやすい。

この選択肢は不適切です。

ピストン速度が速いほど起こりやすいです。

(2) シリンダ壁の油膜が切れてリングとシリンダ壁が直接接触し、リングやシリンダの表面に引っかき傷ができる。

この選択肢は不適切です。

引っかき傷の話は、スカッフ現象についての話ですね。

(3) カーボンやスラッジ(燃焼生成物)が固まってピストン・リングが動かなくなる。

この選択肢は不適切です。

リングの固着は、スティック現象のはなしですね。

(4) コンプレッション・リングやシリンダ壁が摩耗した場合に起こりやすい。

この選択肢は適切です。

2012年10月 登録試験 問題01

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