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2級ガソリン自動車整備士・試験問題

2G 登録試験 2013年03月 問題28

ブレーキのフェード現象に関する記述として、適切なものは次のうちどれか。

配管内のエア抜きが不完全なためにブレーキの効きが悪くなることをいう。

熱のためブレーキ・ドラム内周面の摩擦係数が大きくなり、ブレーキの効きが悪くなることをいう。

熱のためライニング表面の摩擦係数が小さくなり、ブレーキの効きが悪くなることをいう。

熱のためブレーキ液に気泡が生じ、ブレーキの効きが悪くなることをいう。



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解説

選択肢(3)が適切です。

シャシ編・ブレーキ装置からの出題です。

(1)配管内のエア抜きが不完全なためにブレーキの効きが悪くなることをいう。

この選択肢は不適切です。

ブレーキ・フルードのエア抜きの話です。

(2) 熱のためブレーキ・ドラム内周面の摩擦係数が大きくなり、ブレーキの効きが悪くなることをいう。

この選択肢は、不適切です。

熱のためブレーキ・ドラム内周面の摩擦係数が小さくなり、ブレーキの効きが悪くなることをいう。

(3)熱のためライニング表面の摩擦係数が小さくなり、ブレーキの効きが悪くなることをいう。

この選択肢は、適切です。

(4)熱のためブレーキ液に気泡が生じ、ブレーキの効きが悪くなることをいう。

この選択肢は、不適切です。

ベーパ・ロック現象の説明です。


fading brakes
【過制動時のディスク】

2011年06月 登録試験 問題21

2012年10月 登録試験 問題24

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