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2G 登録試験 2015年03月 問題12

スタータの性能試験に関する記述として、適切なものは次のうちどれか。

無負荷特性テストの結果、電流が大き過ぎたり、回転速度が低過ぎたりするのは、一般に、回転抵抗が大きくなっていることが考えられる。

拘束特性テストは、スタータを固定してピニオンに負荷(ブレーキ)を掛けない状態で、電流と回転速度が規定値を示すかどうかを点検する。

無負荷特性テストは、ピニオンに任意の負荷(ブレーキ)を掛けることのできるテスタを用い、規定の電流値で規定のトルクが発生するかを点検する。

負荷特性テストは、スタータが回転しないようにピニオンをロックし、その時の電流と駆動トルクが規定値にあるかどうかを点検する。







解説

選択肢(1)が適切です。


エンジン編・電気装置からの出題です。


(1) 無負荷特性テストの結果、電流が大き過ぎたり、回転速度が低過ぎたりするのは、一般に、回転抵抗が大きくなっていることが考えられる。

この選択肢が、適切です。

負荷も掛けていないにも関わらず、電流が大きい場合、回転スピードが遅い場合は、回転抵抗が原因と考えるのが自然です。

分解して点検・整備を行います。

(2) 拘束特性テストは、スタータを固定してピニオンに負荷(ブレーキ)を掛けない状態で、電流と回転速度が規定値を示すかどうかを点検する。

この選択肢は不適切です。

正しくは以下の通りです。

拘束特性テストは、スタータが回転しないようにピニオンを固定して、電流と駆動トルクが規定値を示すかどうかを点検する。

(3) 無負荷特性テストは、ピニオンに任意の負荷(ブレーキ)を掛けることのできるテスタを用い、規定の電流値で規定のトルクが発生するかを点検する。

この選択肢も不適切です。

正しくは以下の通りです。

無負荷特性テストは、スタータに負荷(ブレーキ)を掛けない状態で、電流と回転速度が規定値を示すかどうかを点検する。

(4)負荷特性テストは、スタータが回転しないようにピニオンをロックし、その時の電流と駆動トルクが規定値にあるかどうかを点検する。

この選択肢は不適切です。

正しくは以下の通りです。

負荷特性テストは、ピニオンに任意の負荷を掛けることのできるテスタを用い、規定の電流値で規定のトルクが発生するか、そのときのバッテリの電圧と回転速度が規定値であるか点検します。

2G 登録試験 2012年10月 問題08

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