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2G 登録試験 2015年03月 問題20

CAN通信システムに関する記述として、不適切なものは次のうちどれか。

一端の終端抵抗が破損すると、通信はそのまま継続され、耐ノイズ性にも影響はないが、ダイアグノーシス・コードが出力されることがある。

バス・オフ状態とは、エラーを検知し、リカバリしてもエラーが解消しない場合に通信を停止している状態をいう。

CANは、一つのECUが複数のデータ・フレームを送信したり、CANバス上のデータを必要とする複数のECUが同時にデータ・フレームを受信することができる。

各ECUは、独立してデータ・フレームをCANバス上に送信しているため、IDコードにより優先度が高いデータ・フレームを優先して送信する。







解説

選択肢(1)が不適切です。


シャシ編・電気装置からの出題です。


(1) 一端の終端抵抗が破損すると、通信はそのまま継続され、耐ノイズ性にも影響はないが、ダイアグノーシス・コードが出力されることがある。

この選択肢が不適切です。

正しくは以下の通りです。

一端の終端抵抗が破損すると、通信はそのまま継続されるが、耐ノイズ性が低下する。このとき、ダイアグノーシス・コードが出力されることがある。

(2) バス・オフ状態とは、エラーを検知し、リカバリしてもエラーが解消しない場合に通信を停止している状態をいう。

この選択肢は適切です。

バス・オフ状態とは、通信回復を試みたが、ダメだった場合の状態です。

(3) CANは、一つのECUが複数のデータ・フレームを送信したり、CANバス上のデータを必要とする複数のECUが同時にデータ・フレームを受信することができる。

この選択肢も適切です。

各ECUは独立してデータ・フレームをCANバス上に送信しています。

(4)各ECUは、独立してデータ・フレームをCANバス上に送信しているため、IDコードにより優先度が高いデータ・フレームを優先して送信する。

この選択肢も適切です。

これは、CANバス上のデータ・フレーム同士が衝突しないための、規則です。

2G 登録試験 2014年10月 問題20

2G 登録試験 2014年03月 問題19

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