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2G 登録試験 2015年03月 問題17
前進4段のロックアップ機能付き電子制御式ATのストール・テストに関する記述として、不適切なものは次のうちどれか。
解説
選択肢(4)が不適切です。
シャシ編・動力伝達装置からの出題です。
(1) すべてのレンジで規定回転速度より高い場合には、オイル・ポンプの摩耗が考えられる。
この選択肢は適切です。
ストール・テストにおいて、すべてのレンジで規定回転速度より高い場合には、ライン・プレッシャが低いので、オイル・ポンプの摩耗が考えれます。
(2) エンジンの回転速度が各レンジとも等しく、かつ、基準値内にあれば正常である。
この選択肢も適切です。
ストール・テストにおいてエンジンの回転速度が各レンジとも等しく、かつ、基準値内にあれば正常です。
(3) 各レンジの回転速度は等しいが、全体的に低い場合には、ステータのワンウェイ・クラッチの作動不良(滑り)が考えられる。
この選択肢も適切です。
ストール・テストにおいて、各レンジの回転速度は等しいが、全体的に低い場合には、エンジンの出力不足やステータのワンウェイ・クラッチの作動不良(滑り)が考えられる。
(4)特定のレンジのみが規定回転速度より高い場合には、エンジン出力不足が考えられる。
この選択肢が不適切です。
正しくは以下の通りです。
特定のレンジのみが規定回転速度より高い場合には、プラネリ・ギヤ・ユニットの中の該当クラッチ、ブレーキ及びブレーキ・バンドなどが滑り、同系統のオイル漏れが考えられます。
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